第96回 映像の東をどり 公演を終えての御礼

映像の東をどりと銘打ち、新橋演舞場で挑みました新たな試みは二日間の公演を無事に終えました。劇場にお運びを頂きました方々、ご協賛やご後援を頂きました方々、公演を支えて頂きました方々へ、新橋一同、心よりの御礼を申し上げます。有難うございました。

コロナ禍の下で二年ぶり催した東をどり、当初はさまざまに障害が在りました。唯、二年に渡り、時が止まったかのような街を動かすのは東をどりと云う漠たる想いがありました。感染症への知見を繋いで、この映像の東をどりは開催へと辿り着きました。

前段は新橋花柳界を背景に撮る四季の踊りが映像美を表します。間髪入れずの暗転からの後段は、明りの舞台に芸者衆が勢揃い、何時に変らぬフィナーレの踊りへと繋ぎました。三面に立てたスクリーンも含めて、進取の新橋らしさを表せたかと思っております。

未だ、コロナ禍は終息をみません。コロナとも共存しながら、先へ進まねばならない現実を踏まえ、新橋花柳界も歩んでいく所存です。どうぞ、この先も応援を頂けますようお願い申し上げます。